立命館大学での日本NPO学会年次大会終了。
英語のセッションでは長らく英語を話していないので、
どうなるかと思いましたが、進行だけはできたか。
基調講演やパネルの方々とも話せました。
セッション2つ、基調講演司会とこなし、
運営委員会に参加できなかった分がお返しできたとしたら、うれしい。
日本NPO学会年次大会初回に、レスター・サラモンと
経済企画庁堺屋太一長官に会っていただく時間の前の
審議官の方とのNPO定義論は以前書いたように思います。
行政の思う公共と世界比較基準の公の違いがわかって
とても印象深かった。
ようするに頭で考える公ではなく、動いている人がどれだけいるか。
これは時代によって変わり、価値観によって公は変わるってこと。
公は絶対的ではなく、相対的であり、均衡は創造的混沌が多ければ天秤棒になるけど、
ひとつの価値観だけでは、あやうい。
今回の年次大会では、「NPOとは何か」から「社会企業」とは何かの議論多し。連帯経済、NPO/共同組合、CB/SBなどなどの中にあるNPOという言葉の膨らみを感じました。
私の感覚からいうと、社会課題解決のための市民活動から事業性を高める
動きも大切にしつつ、中小企業がソーシャルな動きをしていくことが、
益々重要で、そういうハイブリッドな動きを作り出していくことが肝要。
そういう動きの地図で自分の位置を確認する。
観光は特に、いままでの資本主義的なマス観光から、多品目な地域交流の芽を創っているNPOとうまく連携することを事業者や地域の人が視野の中に入れていくこと。
おうみ未来塾の
募集も始まりました。
募集
要項