まだ早春といいたいくらいに寒い春。
でも日向も少しづつ暖かくなり、カエルも季節時計の音色を聞かせてくれています。
さてさて、今年も春草物語です。ご登場一番手はブルベリーさんです。いつもなら蜂さんと戯れる白い花。今年はどこか少し寂しげだけど、その分朝露をまとい、芳醇な目覚め。
えびねは立派な花をつけ、スズランとの饗宴です。
どれどれ僕も負けないぞと、虫食いなしのフキ君。
それなら私を見てと、ローズマリー。
私も忘れないでとリラの花がつぶやくとわすれな草が大丈夫とご返答。
競わなくても花は花。咲いているだけで、人っていとおしく感じるのよと強気発言は、蔓薔薇さん。春の風を織り込みながら休日の庭先での会話が聞こえてきました。今年もまたこんな季節が巡ってきました。