夢カエル
今年の梅雨は梅雨らしいのか、それは定かではありません。

はっきりしているのは、池のレンガには二つの巣。
池には一匹の金魚。
ある夜、懐中電灯に浮かびだしたのは、
上下する無数のおたまじゃくし。
肺呼吸する短い足がはえたおまたちゃんだったのか、それは定かではありません。
それらが金魚に食べられたのか、短い間に池から抜け出したのか、それは定かではありません。
翌朝には、あんなにいたおたまちゃんはどこに行ったのか、それは定かではありません。

静謐な池に金魚一匹
楽しからずや、寂しからずや
大切なのは存在すること
雨の雫が広がっている
風よ散れ

そして、二匹のカエル。灰色っぽいのはメスか、緑っぽいのはオスか。
それは私には定かではありません。
d0004627_2217174.jpg
















d0004627_2217236.jpg
ケロケロ、ククック。おたまちゃん、早く抜けでしておいで。
ここがいいのかどうかわからないけれいど。
大切なのは、一歩でも抜け出してみること。
ケロケロ、ククッー。





木の上には、また新たな巣。
池にポタンと落ちそうもない巣を、素焼きの花の咲かないハスの鉢の植えに置いてみました。
d0004627_22281855.jpg

夢見るカエルよ。
d0004627_22182749.jpg

今夜はどんな夜会が待っているのでしょうか。
ケロケロ、ククッー、早く抜け出しておいで。
[PR]
by sdo-asanoya | 2010-07-02 22:18 | ことば
<< 姉妹カフェ 心の縁側 たたら >>