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創りだす
 滋賀県の協働に関する行政職員向けの研修会では、淡海ネットワークセンターで市民事業に関してアドバイザーになってもらっている大室さんが講師。どれだけ広く視野をもって活動するかに関しての話。2年前まではこういうCB/SBは別腹のようでしたが、こうして企画してみようと動かれたのは感慨深いものがあります。事業化といった瞬間市民活動から離れていっているというムードから雪解け。ここまで来るには時間がかかりましたが、これからも一歩づつの事例展開で示していくしかないと思っています。

 7月10日の協働サロンは「市民活動」x「観光」。
びわこビジターズビューローとの共催。
今多くある観光(マスツーリズム)は20世紀型。大量生産、大量消費の時代の観光は、ゆっくりと、しかしあるところでは急速に「まちづくり」の中にビルトインされており、大きなバスに乗って行くようなものではなくなっている。そういうことが観光業に携わっている方々にも肌感覚として少しは理解してもらえたように思います。
 リンクコミュニティデザイン研究所の由井さんの古民家再生と経済の両立の事例紹介は、参加者にもいい刺激になったと思います。いくつかは具体的に連携していくでしょう。
理論整理の方は、大室さんのブログをみてください。

 7月15日は京都信用金庫滋賀支店での「地域力向上セミナー 市民活動と資金調達について考える」という題でお話しする機会がありました。60人ほどの参加でNPOと信用金庫職員が参加。

京信・地域の絆づくり大賞 などの取り組みやNPO法人向けのローンもあります。助成金のつなぎ融資もできるとのことです。市民活動は多様で、福祉系NPOだけでなく、実にいろいろな団体があるとのことでした。そういう意味で、今回のセミナーを通じて職員のみなさんが少しでも地域での動きを見てみようとおもっていただけるようになるとうれしい。

そして、専門家を巻き込みながら寄付文化の醸成の動きをつくりだすべく、
「寄付・遺贈の受け入れについて考える」学習会を開催します。
2010年7月23日(金)18:30~20:30

【開催場所】
県民交流センター206会議室(ピアザ淡海) (地図はこちら)

【プログラム】
18:30  参加者自己紹介
18:45  講師 早坂毅さん(税理士)
20:00  意見交換
20:30  終了

【講師プロフィール】
◎早坂 毅さん (税理士)
 経済学修士。横浜市立大学・関東学院大学講師。
 ヘリテイジトラスト、浜松NPOネットワークセンター理事。認定NPO法人ジェン、NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会に関わる。日本NPOセンター理事。平成10年夏ごろから非営利活動法人の税務、会計、運営に関与。

【後援】
滋賀県行政書士会、全日本不動産協会滋賀県本部、滋賀弁護士会
by sdo-asanoya | 2010-07-18 23:15 | 新しい価値の創造
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