TACT/FESTと同時進行しながら、世界的な演出家ペーター・コンヴィチュニーを迎えてのオペラ演出家・歌手等の育成を目的に
アカデミー。夕方にはオフィスでドイツ語でメールチェックの笑顔のコンヴィチュニーさん。ホール4階で見たことしのびわ湖大花火大会はお楽しみいただけたでしょうか。
今回はプッチーニ作曲 歌劇「ラ・ボエーム」をとりあげ、最終日はワークショップの成果の発表会。歌手も舞台演出もこれ以上の至福とばかりの仕上がり。カーテンコールこそないものの、感動の拍手は止みおらわず。福島大・大学院の声楽専攻の学生9人が合唱の受講生として招待された。最終日成果発表会後は、福島大学の学生さんと知事との意見交換。感動の非日常と日常の交差。普通にあるはずのことがない日常を暮らす鬱屈もホールでの体験で明日への希望につながる。
劇場としての人材育成の社会的価値が、びわ湖ホールの正統性・正当性を際立たせていると思います。だったら、中間支援的に動けよというものではなく、あくまで事業型の事業体であって欲しい。