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日本一短い「母」への手紙
富山に行くときに高速道路から見える丸岡町(福井県)のサインを見るたびに、
1993年から丸岡町がはじめた一筆啓上賞を思い出します。

財団法人丸岡町文化振興事業団Webより
1993年(平成5年)から、行われている一筆啓上賞は、日本で最も古い天守閣を持つ福井県丸岡町にある丸岡城の、最も短い手紙文を刻んだ碑、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」からヒントを得て、同町が日本で一番短い手紙文の再現、手紙文化の復権を目指そうということから始まりました。碑文は、400年程前に徳川家康の功臣、本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てて送った手紙として有名です。文中の“お仙”とは重次の息子仙千代で、後の丸岡城6代目城主となった本多成重のことです。日本で最も古い天守閣をもつ丸岡城に、この最も短い手紙文を刻んだ碑が立っています。
手紙文化の発信地として、1993年から2002年までの10年間、「日本一短い手紙」を募集しました。これまでに寄せられた一筆啓上賞の応募作品数は83万通にも及んでいます。
日本一短い「母」への手紙
この企画は、公民起業系ですね。

第1回一筆啓上賞作品のひとつ

お母さん、
ぼくの机のひき出しの中にできた湖を
のぞかないで下さい。

11才の少年の作品です。青い自我の目覚め。
これをはじめて読んだときは、息ができないほどの衝撃を受けました。

誰が仕掛け人でしょうか。こんなサービスもあります。
時空を越えて「未来へ届けたい手紙」を届けるサービス
「思い出カプセル便」
第三次募集 2005年4月1日から2006年3月31日

あなたは愛する人の10年後にどんなメッセージを送りたいですか。私は5年後の私にどんなメッセージを送ろうかしら。
by sdo-asanoya | 2005-09-04 18:16 | ことば
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